【近視の方のレンズ/レンズの種類/薄く仕上がるレンズの種類/それぞれのレンズの特徴】
サングラス 眼鏡 偏光レンズ

このページでは、レンズの選び方のアドバイスを掲載しています。
特に近視の方のめがねに対して、記述をしていきます。

また、お店に来られて、視力測定、もしくは処方箋をいただいた後から話を進めます。
アドバイスの順序は以下のようになります。
めがねの善し悪しはレンズで決まる!という方もいらっしゃいます。
少し長めですが、以下の順序でご説明差し上げます。

フレームを選んだ後に
レンズの材質と屈折率、薄く仕上がるレンズとその品質
レンズの種類と見え方の違い
非球面レンズって、なぜ薄く仕上がるの?
ハードコート、マルチコート、UVカットの必要性

イメージに合った、フレームが見つかったら・・
 

お店の中に、あなたのイメージしたフレームがありましたか?

では、そのフレームに装着するレンズを入れる前に、まず以下の事はチェックしなければなりません。

フレームがツーポイント(フチ無しフレーム・リムレスフレーム)の場合
レンズが限定されます。それは構造上、どうしてもネジ止め部分の1点に力が集結するためにレンズの強度がある程度で無いと、その部分からパキンと割れてしまいます。
つまり、材質が限定されてしまいます。

フレームがナイロール式の場合も同じです。
材質が限定されますので、以下の表を参考にしてください。

 

レンズの材質と屈折率、薄く仕上がるレンズとその品質


eglassesではいつもお話をさせていただくのですが、

薄く仕上がるレンズが、高品質!という直結した考え方をしていません。

その理由は、以下になります。


 薄く仕上がるレンズほど、アッベ数が低くなる !!

通常のプラスチックレンズ
度数: -3.00[D]
少しだけ薄くなるレンズ
度数: -3.00[D]
非球面の少し薄くなるレンズ
度数: -3.00[D]
屈折率:1.50
アッベ数:58
屈折率: 1.60
アッベ数:42
屈折率: 1.60 (非球面レンズ)
アッベ数:42
ne=1.50

金額: \4,000〜
ne=1.60 球面

金額: \6,000〜
ne=1.60 非球面

金額:\8,000〜
厚みの実測値: 3.9mm
ツーポイント・ナイロールは
できません。
厚みの実測値: 3.5mm
ツーポイント・ナイロールはOK
厚みの実測値: 3.4mm
ツーポイント・ナイロールはOK
かなり薄くなるレンズ(非球面)
度数: -3.00[D]
超!薄くなるレンズ(非球面)
度数: -3.00[D]
+++ 注意!+++
屈折率: 1.67
アッベ数: 32
屈折率: 1.74
アッベ数: 33
この5個はレンズをこのような
形に加工した後に比較しています。

金額: \10,000〜

金額: \16,000〜
厚みの実測値: 3.1mm
ツーポイント・ナイロールはOK
厚みの実測値: 2.8mm
ツーポイント・ナイロールはOK
大きなレンズで比較するともっと差が
出てきますが、最近はそんなに大きな
レンズを入れるようなフレームはなく
この比較のレンズぐらいの大きさが
平均的です。

では、アッベ数とは何でしょう?
レンズは、本来どのレンズでも、光が通過すれば、それを分光しようとする作用が働きます。左の写真はプリズムの写真ですが、これと同じ原理です。

レンズは、この分光の現象を、アッベ数という数値に置き換えて話をします。
これはレンズの端っこの方で、色収差が発生する可能性があるかどうかを示す数値なのですが、一般的にアッベ数が40以上あると、この色収差(したの写真のような色ずれしたような現象)は感じない。とされています。

しかしながら、上の表を見ていただければわかるように、薄く仕上がるレンズ(屈折率の高いレンズ)ほど、アッベ数は低くなっていきます。
つまり、アッベ数を40以上に保とうとすれば、1.60屈折が限界となります。
でも、これはレンズの端っこのほうで起こってしまう現象(特にプラス度数の時、湾曲の強い8カーブフレームで顕著に現れます。)


例えば、上記のように-3.00Dまでの人に、1.74屈折のレンズをお勧めするのは、実際問題・・どうかと思われます。
更に、記載しているように、-2.50Dまでの方なら、1.60屈折のレンズでも充分なのではないかと思われます。
しかしこれは、お店としての意向なので、お客様が上記の関係を知った上で、「やはり、薄いレンズがいい。」とご希望の場合は、私どもとしても納得して、レンズをお売りできるわけです。

では、度数をもっと強くした場合はどうでしょうか?


通常のプラスチックレンズ
度数: -6.00[D]
少しだけ薄くなるレンズ
度数: -6.00[D]
非球面の少し薄くなるレンズ
度数: -6.00[D]
屈折率:1.50
アッベ数:58
屈折率: 1.60
アッベ数: 42
屈折率: 1.60 (非球面レンズ)
アッベ数: 42
ne=1.50 球面

金額: \4,000〜
ne=1.60 球面

金額: \6,000〜
ne=1.60非球面

金額: \8,000〜
厚みの実測値: 8.0mm
厚みの実測値: 6.2mm
厚みの実測値: 5.9mm
かなり薄くなるレンズ
度数: -6.00[D]
超!薄くなるレンズ
度数: -6.00[D]
+++ 注意!+++
屈折率: 1.67
アッベ数: 32
屈折率: 1.74
アッベ数: 33
この5個はレンズをこのような
形に加工した後に比較しています。
ne=1.67 非球面

金額: \10,000〜
ne=1.74 非球面

金額: \16,000〜
厚みの実測値: 5.5mm
厚みの実測値: 4.7mm
レンズが、1世代前のフレームのように
大きくなるとこの差はもっと広がり
極度にわかりやすくなると
考えてください。

ここまで来ると支払うお金の金額と、レンズの厚みの相対性がわかりやすくなってくると思われます。



レンズの種類と見え方

レンズは大きく分けて、以下の3つに分類されると考えてください。
(老視の方のレンズは他の分類になります。


以下の写真は、弊社が取り扱っています、東海光学より写真掲載の許可をいただいたものです。

球面単焦点レンズ
前面非球面単焦点レンズ
両面非球面単焦点レンズ

歪曲収差補正S-6.00(製造メーカー比)
写真はイメージ図です

プラスレンズ歪曲収差補正イメージ図(製造メーカー比)
このレンズは、単純に球面と球面をあわせて作られた、基本中の基本のレンズです。
度数が-2.50Dまでの方なら、このレンズでも大きな問題は出てこないと思いますが、度数が強くなると、上のように、レンズの端で湾曲が見えるようになるのです。
このレンズは、左の球面単焦点の端っこのゆがみを解消させるために世に送り出されたレンズです。また、下の図のように本来の球面カーブより端へ行くほど、カーブを強くしているので、レンズが更に薄くなるという利点を持っています。
しかしながら、乱視の強い方では、一番強い部分(分厚くなってしまう部分)でどうしても、ゆがみが解消できない部分が残ってしまうという問題が少し残ります。
そこで、登場するのがこの両面非球面レンズです。内側のカーブは球面ではなく非球面にしてあるのがこのレンズの特徴で、それぞれの度数にあわせて、内側の非球面の度合いを変えます。
従って、左に書いた乱視の強い方の場合にも、極力ゆがみの無い視界を提供する事ができます。


でも、最近、非球面設計のレンズなのに、歪みが生じる!というレンズを実際に見ました。
薄くすることに重点を置いた様で、歪みは球面より少しマシなぐらいの非球面でした。
そういうレンズも存在するのでご注意ください。

非球面レンズってなぜ薄く仕上がるの?両面非球面って何?
 では、東海光学さんの両面非球面の説明をここで拝借して、説明します。




また、これらの傾向性は、度数が強くなるにつれ、つまりレンズの端が厚くなるほど
非球面設計の良さがクローズアップされることになるのです。

言い換えれば!
度数がそんなに強く無い人では、ここまでのことをしなくても良い場合が多々あるのです。


ハードコート、マルチコート、UVカットの必要性
まず、UVカットの必要性ですが、これに関しては紫外線の特集ページをご覧下さい。
紫外線への対策は、これからの時代、必ず必要です。

また、サングラスの場合と通常のめがねのレンズとでは、少しその効果が違う面もあります。
サングラスの場合は、
          ・内側への目の映り込みを解消し、快適な視界を確保する。
という意味が前面に出てきますが
通常のめがねのレンズの場合は
          ・傷つきを防止し、汚れをつきにくくする。
          ・レンズ面での光の反射を防止し、すっきりと目を見せる。
            (あたかもレンズが入っていない様な感じに見せる。)
ことで、めがねをかけたときの印象が非常に良くなるのです。

同じ効果を持つ、ハード・マルチコートなのですが、
一番重要になる部分というのが、違って考えられている部分もあります。

また、この、ハードコートの性能が、メーカーごとに微妙に異なっているのです。
詳しくは、こちらのページへ。

順序で言えば次はコートを選ぶ順序です。
コーティング(ハードコート・マルチコート)の効能と重要性。
子供用の眼鏡選びとよくあるご質問。
使用用途とアドバイス。 フレーム選びのポイントとは・・・。

お店までの経路はこちら


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